カルテット (2017年のテレビドラマ)
それぞれ弦楽器をたしなむアマチュア演奏家の30代男女4人(巻真紀、世吹すずめ、家森諭高、別府司)は、ある日練習場所のカラオケボックスで偶然出会い、弦楽四重奏のカルテット「ドーナツホール」を結成する。彼らは司が提供する軽井沢の別荘で、週末を中心にひと冬の共同生活を送りつつ練習を重ね、食や結婚生活に関する会話を交わしながら次第に互いの人となりを知り、人前での演奏を目指す。あるとき、真紀は近隣のライブレストランからレギュラー出演者を半ば追い出すような形で自分たちの発表の場をつかむ。主婦である彼女は夫が失踪してしまい、音楽にすべてを懸けようとしていると告白する。しかし彼女と親しくなるすずめは、実は真紀の姑・巻鏡子に依頼され、その「本性」を探っていた。真紀は夫を殺したと鏡子に疑われていたのである。すずめは鏡子への報告とともに、真紀やカルテットのメンバーとの関係を観察し続ける。
①ぼくが、どうしてTBSの火曜ドラマ「カルテット」を観てるかというと、松たか子が主演を演じているドラマであるからに、他ならない。
プラスα
②脚本が坂元裕二であること。とにかく、台詞のセンスのよさには、びっくりする。
飽きさせることないドラマ運びは「最高の離婚」で証明済みだ。
③主題歌が椎名林檎の書き下ろしで、彼女の才能が、痛いほど感じられる。
久々に創作意欲を掻き立てられるドラマにめぐり合えた。個人的にだけどね。