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1978年10月6日午後7時、TVアニメ「まんがこども文庫」はオンエアされた。

岸田衿子・作詞、歌・堀江美都子の「よんでいる、よんでいるよ、りんごのき、ひのひかり、こうまのたてがみ・・・・・・」タイトルバックが、すこし怖くて、ちょっと、不思議な歌,聴きませんでしたか。

岸田今日子のナレーション、1話1話が完璧で、ある意味、視聴者を突き放すようなこところがあった。「えっ、もう、1話終わり?」とか、めずらしくなかった。

アニメ1本と向き合う、造り手の熱意が伝わってきた。その分、ディティール、クオリティの高さは異色中の異色であった。

「まんがこども文庫」は毎日放送系で、基本2話収録(1話15分枠)全51回放送されている。童話・童謡雑誌「赤い鳥」などから掲載された大正・昭和期の児童文学を原作としていた。

復活を望む声が多いが、DVD化はされていない。大方のフィルムは現存していないと言う噂もある。

ぼくは、芥川龍之介の「魔術」「トロッコ」、佐藤義美の「三日月にぶらさがった男の話」、小川未明の「どこかに生きながら」が印象深く残っており、早すぎた名作「まんがこども文庫」の復活を望むひとりである。