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あの時で、ぼくたちは、終わっている。

少なくとも、ぼくは、あの時で、終わっているのである。

映画「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち~」で。

あれで、終わったはずなのに、どうして、ありようもない続編などが、数編も製作されたのだろうか。まあ、みんな、ずっこけたけどね。

続編で、PART1で亡くなったはずの沖田艦長が艦長席に座ってる。死んだと思ったのは佐渡先生の「誤診」だったと、ごまかしにもならないごまかしで、押し通すあたり、悪意さえ感じられる。

結局、何本作っても、失敗作だった。

だって「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち~」でヤマトは、敵・巨大戦艦に、テレサと共に、ぶつかって、星屑の中に散ってゆくのである。(TV版ヤマト2ではヤマトだけ引き返すという大失態)

それこそが,亡き沖田艦長のいう「人間の命だけが、邪悪な暴力に立ち向かえる、ただひとつの武器」だからだ。

「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち~」には。そういうメッセージが散りばめられてある

だから、ぼくには、あのときに終わってるのである。

他のヤマトは別物だ。