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1975年10月、日本テレビ系列で「俺たちの旅」の放映が開始された。

この当時は、2クール(半年間)の放映期間が通常だったが、高視聴率を獲得したため、4クール(1年間)放映された。

中村雅俊が演ずる、主人公・津村浩介・・・・カースケ(三流大学の学生という設定)の自由奔放でいて、友情に熱く、筋の通した生き方は、格好良かった。カースケ、オメダ(田中建)グズ六(津坂まさあき)を中心とした、キラキラ感よりも、苦味と痛みのリアリティのある青春群像を描いているが、生きることの意味を、常に問いかけるドラマであったような気がする。

少なくとも、放映当時、中学3年だったぼくは、そのように捉えていた。

カースケのように、生きることができればと、願っていた。

カースケのトレードマークのベルボトムのジーンズをはいて、下駄を鳴らして歩いたこともあったが、カースケのようには、生きられなかった。

実際には、メンタルを病み、映画鑑賞と読書と創作と、女の子にはフラれ続けの青春の日々だった

ぼくは、ドラマの最後に毎回出てくる、数行の散文詩が、好きだった。

そのいくつかは、まだ、ぼくの心に残っている。たとえば・・・・

「地位も 名誉も

 いらなきゃ

 人生は

 こんなにも

 楽しいのに」

とかね。

鎌田敏夫を中心に、数人の脚本家が参加しているが、散文詩は、誰の手によるものかはわかっていない。