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今以て、熊本の友人と連絡がとれない。日々、心配は募るばかりだ。

無事、避難してくれていても、食料とか薬とか,

物資は届いているのか、雨とか気温とか、大丈夫だろうか。

しかし、今回の地震があって、この国は、ひどく病んでいると感じた。

むろん、ぼく自身も、メンタルを病んでいて、通院加療中であるが、ドクターはいつも同じことをいう。「〇〇さん(ぼくのこと)が、まとも過ぎるんです。ほんとうに、病んでいるひとは、自分が病んでることに気づきません。だから、このクリニックに来る患者さんは、みんな正常なひとばかりです」と。

まあ、ぼくのことは、さておき、ノイジーマイノリティ(ごく少数派だけど、一定の影響力を持つ)と呼ばれる、クソッタレ野郎どもの実に無責任極まりない姑息なネット上の書き込みが取りざたされている。

 被災地でテント暮らしの女性タレントが、ブログで被災地の現況を報告していたが、「苦しいのはおまえだけじゃない!」とか「へえ~、指を動かす(キーボード)余裕はあるんだ・・・」とか、うじ虫と比べるのも、うじ虫に申し訳ないくらいのこころなく陰湿なネット住人の書き込み。オスプレイが物資を運んでくれば、「政治利用するな!」(おまえは左翼かっ!とぼくは突っ込みたくなる)とか、著名人が寄付金を公開すれば「売名行為だっ!」と書き込まれ、人気商売の芸能人たちは、出る杭は叩かれるので、何も発言できなくなった。

先の東日本大震災のとき、炊き出しのため現地入りした、俳優の杉良太郎に「一部では売名行為という批判がありますが」と間抜けなリポーターがマイクを向けると、杉良太郎は「ああ、そうですよ、売名行為ですよ。それが、どうかしましたか?」と、毅然とした大人の対応に感激した。

昨今、どうも、ひとの発言の揚げ足をとる言葉狩りが横行している。まるで、鬼の首でも取ったかの如く、救いようのないノイジーマイノリティの輩の優越感を満たしている。しかし、マイノリティという言葉が示すとおり、あわれな輩は少数派に過ぎないが、それをこれまた馬鹿なマスコミが取り上げるので、それが、大多数の意見のような錯覚を与えるのである。

とはいえ、ひとを叩く、潰す、引きずりおろす、血祭りに上げる・・・・・日々、こんな程度の低い報道ばかりに晒されていると、ほんと、気がどうかしてくるよ

おかしくなっちゃうよ!

この国の病巣は、根深い。想像以上に病んでいる。

かなりの重症だ。