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連日の炎天下の酷暑は、熱中症に罹患することもなく乗り越えたが、8月の末になって、持病の精神疾患の悪化で病気休暇を取っている。

すこし、改善の兆しがあり、医師の許可を取り、ほんとうに久々に更新している。

長らくの休みを取ることになり、会社や同僚に申し訳ないと思う。

しかし、主治医は「申し訳ない」と思わなくていいと言い切る。

「いいですか、〇〇さんが休んだところで、会社は潰れないし、業務に特別な支障はでない(なるほど)。会社だって、いまさら、〇〇さんに頑張ってもらおうなんて、期待していない(なんとなく納得)。〇〇さんに期待するのは、だれにも真似できない詩世界であり、人間の物語を発表し続けることです」。たしかに、そんなふうにおだてられ続け、ぼくは書いてきたし、幾度も多額の賞金を手に入れた。

主治医は、会社を軽んじているのではない。名医なのである。

お付き合いをして8年になる。

二十歳の頃、発症したパニック障害と患者目線でいっしょに闘い続けてくれた医師が他県に転勤して、現在、お世話になっている主治医と出会うまで、何十というクリニックを訪ねた。そして、知りえたことは、世の中、こんなにも「ヤブ医者」が多いということだった。プライドだけ、人一倍高い、おっそろしい「ヤブ医者」が蔓延している。

30年以上も、患者歴があると、自然と専門用語やくすりの種類など覚えてしまうものだ。ぼくも初対面の医師と話すときは、気をつかっているのだが、うっかり、専門用語を使ってしまった。「SSRI、アンビバレンス、マイナートランキライザーという用語に、その若い医師は過敏に反応した。烈火の如く、顔を真っ赤にして、患者のぼくに対して、怒り狂ったのである。

ぼくは、医師に向って「ぼくは、あんたが鼻たれ小僧のときから、こっちは苦しんでいるんだよ!」と怒鳴った。

ぼくのこころが折れたのはいうまでもない。後日、友人の弁護士が代理人として医師をたずねた。「裁判を起こして、莫大な精神的慰謝料をいただくことになる」と伝えた。医師はこどものように泣き崩れ、裁判を起こすことなく、示談は成立した。

精神科医は、診察室に「ハイル・ヒットラー!」と右手を上げて入ってくるような患者も救おうと手を尽くすのが当たり前だ。それを受け入れなれない精神科医は、いますぐ、廃業していただきたい。

精神科医は、注射やメスの変わりに、言葉を使う。

言葉で救う。(むろん、くすりの力も借りる)。しかし、最終的にひとのたましいを救うのは、言葉である。

言葉を使いこなせない精神科医が、多すぎる。

 カウンセラーに求めるのも、選択肢のひとつだが、どれほどの技量があるのか疑問だ。

いずれにしても、良好な信頼関係が成立していなければ、よい結果は望めない。