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殺人的な真夏の太陽が、赤バイクに乗っているぼくの肌を、容赦なくじりじりと焦がしていく。天候も不順で、重たい鉛色の雲に覆われる日もあるが、湿度が異常に高く、サウナに入っているようだ。この暑さ、いや、熱さは思考力も、感情さえも奪ってゆく。

もう、何十回と繰り返している「夏」なのに。愚痴をこぼしても仕方ない。相手は自然だし。

突然、話は変わるが・・・・・・・・。

ぼくは詩を書いているが、一時期、短歌にのめりこんだときがある。

「詩とメルヘン」の仲間たちの作品が東京新聞産経新聞の朝の詩ではなく、歌壇のほうを飾り始め、ぼくも、参戦ということになった。

もちろん我流だったが、東京歌壇(東京新聞)、産経歌壇(産経新聞)で、特選も含め、なんども、上位入選させていただいた。まあ、過去の栄光でもある。

 

     ともだちの デスマスク見て 言葉なく

             凹んだバイク 思いっきり蹴る

 

 

     驢馬を牽く 老いたる人の 目の光

             異国の空の 石畳道

 

 

     カラオケで 娘と歌う ラブソング

             まだ恋知らぬ 娘見つめて

 

 

     まばゆくて 目細める空よ 飛ぶ蝉の

             命きらめけ 夏の真ん中

 

 

     文鳥が亡くなりました」 年の瀬に

             友から届く 喪中はがき

 

 

ほんの一部だけど、まあ、こんな感じ。字余りもあるし、本格的に短歌に取り組まれている方からすれば、一笑に付されるかも知れないね。だから、ぼくの場合、短歌ではなく、「31文字詩」と呼ぶべきかもしれないなあ。