共同通信記者出身、独立総合研究所代表の青山繁晴(あおやま・しげはる)である。
専門分野は、エネルギー安全保障、危機管理、国家安全保障、国際関係論、国家戦略立案。その他、原子力専門委員、海上保安庁公式政策アドバイザー、作家、近畿大学客員教授など、百面相並みの肩書きを持つ。
永田町や霞ヶ関とのパイプも太く、人脈も豊富だ。
ジャーナリストとしての取材能力も、精度が高い。
写真でも見られるように、青いバッジをいつも着けている。
これは、ブルーリボンバッジと呼ばれていて、北朝鮮による拉致被害者家族を支援している証である。青い色は日本海を表している。縦細になっているのは、北朝鮮とはこんなにも近いのに、何も解決されていないとの意味がある。
青山繁晴と拉致被害者の有本恵子さんとは、神戸時代、同じ幼稚園に通っていたという。
青山繁晴は関西テレビの夕方の報道番組「スーパーニュース・アンカー」の水曜日のコメンテイターとして出演し、自らのコーナーを持ち、政治・経済や時事などに、取材に裏打ちされた思いの丈を熱く視聴者に語りかけている。
特に拉致問題に対しては、怒り、あるいは涙しながら、視聴者に訴えかけてくる。
先の内閣改造で、どうして、拉致担当大臣が変わったのか。青山繁晴は「北朝鮮の回答が、日本にとって、かなり厳しい内容になることが判明したため」と、悔しさをにじませて答えている。
つまり、前大臣では対処できないだろうという、安倍首相の判断があったという。
今月中にも北朝鮮から、回答が出されるといわれているが現実としての結果はどうなるのだろう。注目していきたい。
先日のニュースで、森元首相が総理の特使として親書を携えロシアを訪問した。
このニュースは公表される2週間も前に「スーパーニュース・アンカー」内で青山繁晴が、スッパ抜いている。
保守的すぎるけど、熱血漢で情にあつい青山繁晴は、男から見ても、ほれぼれとする男である。