新年、新年といいながら、もう、一ヶ月が経つ。
テレビ各局の冬ドラも、2話、3話放映されていて、視聴率の上では
はやくも、明暗が分かれつつある。ぼくとて、すべてのドラマをチェックしている
わけではない。「アンナチュラル」「BG~身辺警護人~」「FINAL CUT」
「隣の家族は青く見える」「anone」は録画かhuluで観ている。
そして吉岡里帆初主演の「きみが心に棲みついた」。
「きみが心に棲みついた」は天堂きりんの原作で、ぼくは、原作を知らない。
吉岡里帆の体当たりの演技は好感が持てる。
ただ「共依存」についての理解が必要だ。
「共依存」とは「共存症」とも呼ばれることがある。
たとえば、DVの夫から、いつでも逃げられるのに、決して離れられない妻の心の状態。病的ではあっても、医学的な疾患ではない。
そういうOLを演じている。
で、吉岡里帆という女優さんを、ぼくが、はじめて観たのは、ちょうど一年前の
同枠ドラマ「カルテット」だった。
助演というほどでもないが、チョイ役というわけでもない。
元地下アイドルで、笑顔で接してくるのに『目がまったく笑っていない』小悪女という、難しい役どころを演じていて印象に残っている。その後、彼女は大ブレイクしている。
いい女優さんになると思う。視聴率がすべてではない。ぼくは、応援したい。
彼女が、ガチの欅坂46のファンであることも、ぼくにはうれしい情報だ。