やはり、きょうは、この人しかいないでしょう!
フィギュアスケートの安藤美姫。
きのうのTVのワイドショーは、この人の話題で持ちきりだった。
銀盤のミキティーは、他の選手に比べて、エキゾティックで艶やかで、色っぽかった。
世界女王の名をほしいままにした時期もあるし、逆に、目を覆いたくなるような、ボロボロの滑りをお茶の間に見せたこともあった。
例えば、韓国のキム・ヨナ選手なんかは、精密機械というか、サイボーグ的な滑りや舞いで、観客を魅了するが、安藤美姫は、どこか傷ついていて、ボロボロになりながらも、人間らしい、血の通ったスケーターだという印象がある。
でも、逆に、実力からして、もしかしたら、キム・ヨナ選手より、上をいっているのかもしれないと、確信的に思えるときもある。
それも、ミキティー、安藤美姫の持つ、パーソナリティーからくるものだろう。
強化選手ではないから、ソチ冬季オリンピックへの道は、容易くない。
「スケートよりも、ひとつの命を選んだ」と言い切る安藤美姫は、やはり、人間的魅力に溢れている。