2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

不条理文学が好きである。 海外では、「異邦人」のアルベール・カミュや「変身」「審判」のフランツ・カフカなどが、やはり代表格であるが、この国でいうと、安部公房を於いて他はないだろう。 はじめて、安部公房の作品を読んだ時は、衝撃的であった。 芥川…

ぼくほど、スポーツ音痴な男も、そうそう、いないだろう。 スポーツ観戦は、ほとんどしない。 しかし、女子サッカーなでしこジャパン、厳密に言えばヤングなでしこは観る。 録画してでも、観る。ただし、仲田歩夢(なかだ あゆ)が出場しているかどうかが、…

会社の帰り道、暗い夜空を、ふと見上げてください。 何やら、不思議な電車が夜空を駆けていませんか。 家も、会社も、何もかもわずらわしくなり、どこかに 消えてしまいたいと思ったことはありませんか。 異次元の電車に乗って、空を駆けたいと思ったことは…

バルタン星人が、どうして、バルタン星人という名前になったのか、多くの人にとっては、無関心事であるはずである。 そのほうが、ずーっと自然だ。 当時の、怪獣マニアでさえ、通説を受け入れてきた。 しかし、あまりにも、事実が誤って伝わっているので、こ…

ガラケーの着メロには、山口百恵の「プレイバックpart2」を愛用している。 歌がはじまるまでの、前奏(イントロ)の部分だ。 かなり、インパクトのある着メロだろうと、気に入っている。 その前は、aikoの「milk」。お気に入りの曲だったけど、これをつかっ…

「アイドル」というのは、本来、「偶像」という意味である。 それを、歌が歌えて、ちょっと可愛くて・・・という歌手や、タレントのことを「アイドル」と呼ばせたのは、作詞家の故・阿久悠である。それは桜田淳子の出現による。歌と、容姿と、あと彼女のよう…

1966年1月2日午後7:00は、ぼくたち少年にとっては、事件の始まりの日だった。 TV特撮ドラマ「ウルトラQ」の放映開始日だった。 『これからの30分、あなたの目は、あなたの体を離れて、この不思議な時間の中に入ってゆくのです』 テーマ音楽の…

きのう、「まんがこども文庫」のことを、ブログに書いた。 説明が正しいかどうかを確認する意味で「まんがこども文庫」を検索した。 すると、1年と少し前には、ヒットしなかった項目がドバッとでてきた。 おまけにYouTubeでも、いくつかの作品が、見れるよ…

1978年10月6日午後7時、TVアニメ「まんがこども文庫」はオンエアされた。 岸田衿子・作詞、歌・堀江美都子の「よんでいる、よんでいるよ、りんごのき、ひのひかり、こうまのたてがみ・・・・・・」タイトルバックが、すこし怖くて、ちょっと、不思議な歌,…

ドイツ軍Ⅱ号戦車 こどものころ、お金がなくてあきらめたけど、少し、大人になって、経済的余裕もでき、夢を成就させたとは、よく聞く話である。ところが、ぼくの場合は、大人になって欲しくなったものがそのころ買えなくて、かなりオッサンになってから、夢…

ぼくは、今、現在、セパゾン・ドグマチールを毎食後、睡眠導入薬としてデパス・サイレース、頓服としてワイパックスというメンタル系のお薬を服用している。これまでで、いちばん合っているような気がする。 この2月、ぼくは、激烈な不安発作で2回倒れ、救…

今春から、年金の受給開始年齢が、段階的に引き上げられている。 ぼくの年齢では、受給は完全に65歳になる。 で、ぼくは、そこまで待てないので、繰り上げ受給という制度を行使するつもりである。 つまり、本来は65歳から受給開始だが、60歳からでも、…

学生時代から、20代半ば、創作と読書がぼくの日課だった。 宮本輝、村上龍、池田満寿夫、中上健次、高橋三千綱がお気に入りだった。 彼らの文章からは、切なさ、寂しさ、虚しさ、はかなさなどが、目というより、皮膚から沁み込んで来た気がする。 中でも、…

映画監督の高林陽一氏が、昨夏に亡くなられたと知ったのは、不覚にも昨年末のことだった。 ショックだった。一番好きな映画監督だったから。自主制作の映像作家出身で、海外の映画賞を獲得するなど活躍していた。「すばらしき蒸気機関車」でメジャーデビュー…