芸術の秋、第2弾。
大阪市北区の芝田町画廊さんで開催されている
鶴田一郎・美人画in大阪に出掛けてみた。
ノエビア化粧品のテレビCFで一世を風靡した、あの美人画である。
どの額を見ても、どこかにいてほしい美人さんばっかりなので、しあわせな気分になった。
昔は、カラーインクの、切れ長なまなざしと、とても鋭いペンのラインが印象的だったが、最近の作品は少し、目が大きく描かれているように感じる。
ぼくは、ポストカードを2セット購入した。鶴田さんご本人がいらして「ありがとうございます。来年の12月もやりますので、また、お越しください」とやさしく声をかけてくださったが、1年先までスケジュールが決まっていて、それまでに、どれだけの新作を発表し続けていかなければならないのか、人気作家の苦渋を、垣間見たような気がする。