■
長らくのご無沙汰だった。はてなブログに戻って来れて
よかったと、心から思っている。
くだらない芸能ニュースが、TVのワイドショーの冒頭に
流れるようになり、また、平和ボケが、始まったのかなあと
思っていたら、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)の台頭で
一気に朝鮮半島に緊張が走った。しかし、脅しの多くが「保留」
になったり、意思系統が迷走しているようで、北朝鮮中枢で今、
何かが起こっているのは、たしかなようだ。
ニュースを、少し遡ると「テラスハウス」という番組でプロレスラー
の女の子が、SNSの書き込みで、自死に追い込まれたこと。
TVで放映される番組である以上、演出はある。
「台本のないリアリティ」という台本がある。
すべて、作り上げられた虚構の世界である。
しかし、イジメはなくならない。
彼ら黒人の血を辿っていけば、アフリカ大陸に行き着く。
アメリカでは黒人は「奴隷」として労働させることや人身売買が合法化されていた。
当時、黒人は南部に集中していた。北部は数%に過ぎなかった。
リンカーンは北部だった。終わらない戦争にリンカーンは苛立っていた。
南部に集中している黒人に奴隷解放宣言すれば、南部の戦意は喪失し、南部の黒人たちが反乱を起こし、戦況は逆転し、北部が勝利すると信じたリンカーンの読みは当たった。何かリンカーンの「奴隷解放宣言」というと、あたかも人権的政治決断のように
イメージするが、本音は自分の北部を勝利させるためのものだった。
「スヌーピーの大冒険」というアニメで、スヌーピーが順番にこどもたちと
握手をしていくシーンがあって、最後に黒人のこどもと握手するのだが
そのあと、すぐにスヌーピーが水道で、その手を洗い苦笑いするというシーン。
エグすぎるなあ。
映画館で観て、ショックを受けた。忘れられない。
それでも、黒人差別はなくならない。
人間そのものが、すでに、そういう本能を持ってしまっている。理性がそれをおさえているだけだから、あらゆるイジメも、あらゆる差別もなくならない。
新型コロナウイルス(COVID-19)が、一旦収まりかけて、県をまたいでの
人の交流がはじまって、ここ数日、にわかに感染者数が増えてきている。
ヤな感じ。
ちいさなニュースとしては、6月の産経新聞朝の詩に詩が載った。
ぼくらしくない詩だと、多くの酷評をいただいた。
その詩ではないが、きょうはこの短詩を記しておきたい。
特段の意図はない。
通夜
星もなく
月もなく
夜風が
嗚咽を漏らす
名もなき
少女の
通夜に