もう、2週間ほど前の話題になる。
TVのワイドショーで時間を割いて、この問題、というほど大袈裟ではないが、日本列島って、思ったより広いと今更ながらに、感じさせた事案である。
たしか、4コマ漫画で紹介していたなあ。
関西の男の子と関東の女の子の会話。
・関西の男の子「また、USJに行こな」
・関東の女の子「わたし、行ったことないし」
・関西の男の子「だから、また、行こうや」
・関東の女の子「だ・か・ら、わたし、USJに行ったことないのよ!一回も!(怒)」
(ケンカになる)
たしか、こういう文脈だったと思う。
なるほどなあ、と思った。
ぼくも、何度か経験しているかも知れないと思った。
この会話で、なにがねじれているかというと「また」の意味だ。
「また」・・・・・関西「NEXT」
関東「AGAIN」
の意味で、多く使われているので、こういう、ささいなボタンの掛け違えが起こる。
それから、同じように、間違えやすいのが
「自分」・・・・・関西「あなた」
関東「自分自身」
ぼくは、名前、愛称などで呼ぶので、トラブルはないが、たしかに地元に於いては「自分の番やで」「自分が言うたんやんか」とか、数え切れないほどあるかも。
関西と関東の違いは、エスカレーターの乗り位置、通勤電車の並び方をはじめとして、数多く存在する。
当記事では、西日本、東日本というより、関西と関東をおおまかに分類している。
もちろん、関西、関東以外にも、同じ日本であって、平均的な標準語が、かすりもしない言語や、珍しすぎる習慣もあるが、やはり、関西は太閤秀吉、関東は徳川家康、もっと古くは応仁の乱の西軍大将・山名宗全、東軍大将・細川勝元・・・もっと、古くから東西の分断は存在していたかも知れないし、やはり、鎌倉時代頃から、東の源氏、西の平家など区別化、差別化ひいてはライバル意識は培われてきたのかも知れない。明治維新が起こったとき、大政奉還で京都から江戸に都を遷都した。それが、今の東京都である。東の京都という意味である。関西人は、帝(天皇陛下)が京都にお住まいなってほしいと願って止まない。こりゃ、根が深いわ。