2014-01-01から1年間の記事一覧

中島哲也という映画監督をご存知だろうか。 上の写真は「告白」のPR用スチールだ。 『役者さんを褒めるのは、逆に失礼に当たる』という信念を持っている。 そのせいか、役者に厳しいと評判だ。 「嫌われ松子の一生」の主演・中谷美紀は何度も撮影現場から、…

天才バカボンのパパのように、生きたいと思った。 ぼくの、あこがれの人物なのだ。 あんなふうに生きれたら・・・・。 人生は、きっと、楽しいだろうなあと、最近、常々思う。 ぼくは、天才バカボンのパパとは、まったく、正反対の生き方をしてしまった。 「…

山崎豊子の「沈まぬ太陽」。これは、小説でも読んだし、映画でも観た。 当初は、日本航空の123便御巣鷹山墜落事故を描いた小説であり、映画であると思っていた。しかし、これは、日本航空の労働組合の紛争の話だ。 そういえば、ぼくの在籍している郵政に…

末期がんから生還した人を知っている。 その人は害虫駆除の仕事をしているAさんだ。 Aさんとの付き合いは長く、毎冬~春、ゴキブリが卵を産む時期に自宅に薬剤を撒きに来てくれた。ところが、ある冬、Aさんはげっそりとやせ細り、顔色も真っ黒だった。次…

東京の杉並区を中心に周辺の図書館、書店の「アンネの日記」が破かれるという事件が発生している。「アンネの日記」ばかりか、アンネ・フランクに関する書籍や日本のシンドラー・杉原千畝氏の文献まで、被害に遭っている。 このままでは、イスラエルとの国際…

忘れたくないTVドラマがある。 昔話にしたくないTVドラマがある。 たとえば「NIGHT HEAD」はどうだろう。 1992年10月8日から1993年3月18日までフジテレビ系で全21話がSF特撮テレビドラマとして深夜枠で放映された。 超能力を持つ兄弟…

彼女の息子は、世界で一番多くの写真が残されている。 無論、歴史上の超有名人だ。 息子の学校での成績は悪かった。 特に、数学ができなかった。 「協調性なし」と通知表には書かれた。 しかし、彼女は、誰よりも深くそんな息子を愛し、護った。 母親ならそ…

第64回ベルリン国際映画祭で「小さいおうち」(山田洋次監督)に出演した 黒木華(はる)が最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した。 2010年の寺島しのぶ以来、4年ぶりの快挙となった。 「小さいおうち」は現在公開中で、ぼくも受賞前に観にいった。 山田…

眠れない夜が続いている。 もともと、不眠症なので、たいして影響はないのだが。 TVはつけっぱなしだ。 ソチオリンピックで盛り上がっている。 フィギュアの羽生結弦の金も、ラージヒルの葛西の銀も 喜ばしいけれど、ぼくが、応援しているのは カーリングで…

池田満寿夫は、世界的な版画家である。 しかし、ぼくは、小説家としての池田満寿夫が好きだった。 さくさくとした文体が好きだ。 「エーゲ海に捧ぐ」で芥川賞を受賞したが、このとき、池田満寿夫は、まだ実際にはエーゲ海を見ていない。才能とは、そういうも…

山口百恵の歌う「いい日、旅立ち」は1978年11月3日、日本国有鉄道・国鉄(現・JR)のキャンペーンソングとして、国鉄の各駅に流れ、郷愁感を刺激し、人心を旅への誘いへとかき立てた。キャンペーンとしては「一枚のキップから」と「エキゾチックジャ…

山下達郎は、むかしから、注目のシンガーだった。 2012年にBEST盤がでたので購入した。 ボーナストラック「硝子の少年」が入っている、初回限定版である。 「硝子の少年」はkink kidsのデビュー曲だ。 作詞は松本隆、作曲を山下達郎が担当した。 しかし…

19年前の今日、すなわち1995年1月17日午前5時46分 阪神淡路大震災が発生した。 ぼくは大阪市内に住んでいるが、あの時の衝撃は鮮明に記憶している。 ドスーン!というような縦揺れだった。 就寝中を襲われたぼくは、ちいさな二人の子どもに覆い…

やしきたかじんが亡くなった。 信じられないし、信じたくない。 ワイドショーは、朝から、この訃報で持ちきりだ。 たかじんの冠番組はいくつかあった。 なかでも、「たかじんのそこまで言って委員会」は欠かさず観ていた。 全国ではオンエアされていたが、東…